現在、コロナやロシアのウクライナ侵攻などの影響により燃料の高騰が続いているほか、再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げも続いています。そのため、今年は次々と電力会社が電気料金の値上げを発表した影響で、ご家庭でも「電気代が高くなった」と感じている方が多いのではないでしょうか。

そこで、一般的な電気料金の内訳と、家庭でできる電気料金の節約についてお伝えします。

電気料金を節約したいとき「電気を使わなければいい」と考える方が少なくありません。

しかし、夏季や冬季は電気の使用を控えるのが難しいケースが多く効率的な節約方法とは言えないが実情です。

電気料金を節約するために、まずは何から始めていけばいいのか?また、具体的にどのように行動すれば良いのか見ていきましょう。

電気料金の内訳を把握しよう

毎月の電気料金の請求金額は確認していても、具体的な内訳まで把握していない方が多くいます。

以下は、一般的なご家庭の電気料金の内訳になります。

※電力の小売全面自由化に伴い、様々な料金プランができていますので全てが当てはまるわけではありません。

引用元:経済産業省資源エネルギー庁

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、太陽光発電や風力発電といった再エネの買取に必要な費用を賄うために毎月国に収めている賦課金(ふかきん)です。

毎年賦課金の金額は変わり、2025年においては以下のようになっています。

引用元:賦課金等について|再生可能エネルギーの固定価格買取制度|東京電力エナジーパートナー株式会社

国の再エネ普及のために、電気を使っている世帯や企業など全てが請求されているものになります。

徴収金額は全国一律であり、電気使用量に比例して支払うものです。

ただし、太陽光発電などの再エネ利用分は対象外となっています。

詳しい内訳に関しては、検針票等でご説明できますので電気料金の節約についてご関心のある方はご用意してお問合せください。

電力消費割合の多いエアコンと冷蔵庫から対策しよう

家庭にある家電製品の電力消費割合を見てみましょう。

引用 経済産業省資源エネルギー庁

夏季と冬季ともに電力消費の割合が大きいとされている、エアコンと冷蔵庫の節約から始めるのがおすすめです。

今すぐできる節約方法は以下のものがあげられます。

エアコン

室外機の周りに物を置かない・・・室外機のまわりに物を置かないことで、冷暖房の効果が下がるのを防ぎます

フィルターなどを掃除する・・・定期的なお手入れを行い、きれいな状態を保つことで暖房効率を維持できます

扇風機を併用・・・扇風機を利用し部屋の空気を循環させ、部屋の温度のムラを防ぎます。

冷蔵庫

開ける回数と時間を減らす・・・できるだけ冷蔵庫の冷気が逃げないようにすることで庫内の温度が保ちやすくなります

壁から少し離して設置する・・・周囲に5cm以上の隙間を空けて設置することで効率よく放熱できます

詰めすぎない・・・冷気の流れが悪くなるのを防ぐほか、ドアを開けている時間を短くする効果もあります

また、現在使用中の電化製品が古くなっているようであれば新しいものへの交換も検討しましょう。

エアコンは10年前と比べて約17%、冷蔵庫は10年前と比べると約40~47%の省エネ効果があると言われており使い方によっては年間1~2万円以上の節約効果が期待でるのです。

近年のエネルギー消費機器は効率が大幅に向上しており、省エネ型の製品を選択することで電気の消費を抑えることができるのでおすすめ!

料金プランや電力会社の見直しもおすすめ!

2016年に定められた法律により、今までは地域ごとに決められていた電力会社としか契約できなかったものが、様々な業者が小売事業に参入し電力会社を自由に選ぶ事ができるようになりました。

例えば「時間帯別料金」「カードポイントの付与」「インターネットやガスなどのセット割引」「基本料金0円のプラン」などがあります。

特に、基本料金は必ず毎月請求されるため少しでも安い電力会社を選んだ方が長い目でみると節約に繋がります。

基本料金が高いと、いくら節約しても結局請求金額に大きな違いが生まれない場合もあるので必ずチェックしましょう!

それぞれの伝k力会社の電気料金とサービス内容を比較して、ライフスタイルや価値観に合わせて会社を選んでいくことが大切です。

とはいえ、たくさんプランがありすぎて分からないという方もめずらしくありません。

WILLPROCEEDでは、お客様のライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

電気料金の節約は、日常生活の中で無理せずできる範囲から始めてみましょう。

エアコンの設定温度や電気をこまめに消すこと、使用していない電化製品のコンセントを抜いておくなど、簡単に見直せる部分は少なくありません。

現在、電気代の高騰が深刻化しています。

その中、夏や冬など季節によって電気の使用量が通常時よりも増えていき、さらに電気代が高額になっていくでしょう。

毎月の電気料金が気になる方は、早めに対策をしてみてくださいね。

ご家庭によってご案内できる内容が異なります。

詳しくは下記よりお問い合わせ下さい。